歯がボロボロな方の治療期間は3ヶ月〜1年!長くなる理由や早く終わらせる方法を紹介
歯の治療にかかる期間は、人それぞれです。そして歯がボロボロな方の治療期間は、一般的に3ヶ月から1年とされています。
「ボロボロの歯をなんとかしたい」「できるだけ短期間で治療したい」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、歯がボロボロだと治療期間が長くなる3つの理由や、治療期間をできるだけ短くする3つの方法についてまとめました。
歯医者の目線から、本音で解説をします。
記事を最後までチェックすれば、ボロボロの歯の治療期間についてひと通り理解できます。
歯がボロボロな方の治療期間は3ヶ月〜1年
軽度の虫歯の治療は、数週間で終わるのが一般的です。しかしボロボロな歯の場合、治療期間は3ヶ月〜1年ほどかかります。
東京都港区浜松町にある当院(トラストデンタルクリニック)では、歯がボロボロでお悩みの方のための治療を提供しています。
そして当院での歯がボロボロな方の治療期間の平均が、3ヶ月〜1年です。
例えば以下の症例の治療期間は1年でした。
以下の症例の治療期間は2.5ヶ月でした。
症例別の治療期間やかかった費用については、以下よりご確認いただけます。
歯がボロボロだと治療期間が長くなる3つの理由
歯がボロボロになればなるほど、治療期間は長くなります。理由は以下の3つです。
- 歯1本の治療にも複数のステップが存在するから
- 治療は1本ずつ行われるから
- 保険治療の場合はレセプト単価による制限があるから
それぞれ詳しく見てみましょう。
歯1本の治療にも複数のステップが存在するから
歯の治療には、複数のステップがあります。虫歯が進行すればするほど、そのステップは複雑になります。
初期の虫歯であれば、治療はその日のうちに完了するでしょう。
しかし虫歯が進行している場合は、まずはその部分を削り取り、詰め物や被せ物をします。型取りや仮詰めなどの作業が発生するため、治療には数日間かかります。
虫歯が神経に達している場合は、根管治療も必要です。神経を除去し、根管内を消毒して、詰め物をします。
重度の虫歯の場合、歯茎や顎骨の治療も必要になります。
虫歯の進行度合いは、以下の5段階です。
- C0:初期の虫歯
- C1:エナメル質の虫歯
- C2:象牙質の虫歯
- C3:神経まで達した虫歯
- C4:歯根まで達した虫歯
歯がボロボロということは、少なくとも象牙質や神経まで虫歯が進行していると考えられます。よって歯がボロボロだと、治療期間は長くなります。
治療は1本ずつ行われるから
歯医者での治療が数十分で終わり「え、これだけ?」と思った経験がある方も多いでしょう。
虫歯が複数ある場合でも、治療は1本ずつ行われます。複数本同時に治療をすると、噛み合わせが悪くなる可能性があるからです。
例えば1本3回の通院で終わる治療でも、似たような虫歯が10本あれば、単純計算で30回通院しなければなりません。
歯がボロボロであればあるほど、治療期間は長引きます。
保険治療の場合はレセプト単価による制限があるから
歯の治療は、保険治療と自由診療に分かれます。
保険治療では、3割負担で治療が可能です。自由診療は全額負担ですが、保険治療と比べて審美性や耐久性に優れています。
保険治療では、レセプト単価による制限があるため、治療期間が長引きます。
レセプト単価とは?:
1人の患者が1ヶ月間に医療機関で支払った医療費の合計のこと。
レセプト単価は、医療費抑制や過剰な治療の防止のために定められています。
「毎日歯医者に通って短期間で治療を終わらせたい」と考える方もいるでしょう。しかし、レセプト単価を理由に治療が翌月になると、期間は長引きます。
保険治療については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:歯がボロボロでも保険治療はできる!具体的な選択肢や費用、お金がない場合の対処法を紹介
ボロボロな歯の治療期間をできるだけ短くする方法
ボロボロな歯の治療期間をできるだけ短くする方法は、以下の3つです。
- 今日にでも歯医者に行く
- 自由診療で治療する
- 短期集中治療を提供する歯医者に行く
1つずつ詳しく解説します。
今日にでも歯医者に行く
虫歯は、自然治癒することはありません。放置すればするほど、症状が進行していきます。
そして症状が悪化するにつれて、治療期間は長引きます。
そのため、ボロボロな歯の治療期間を少しでも短くしたいのであれば、今日・明日にでも歯医者に行きましょう。
何年も歯医者に行っておらず、今更行くのが恥ずかしいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
歯医者は、日々虫歯の治療をしています。あなたの周りには、歯がボロボロな人がいないかもしれませんが、歯医者は、日々歯がボロボロな方の治療をしています。
よって心配は不要です。恥ずかしいと思う必要もありません。
それでも「歯医者に行く勇気が出ない」という方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:歯がボロボロで歯医者に行くのが恥ずかしい人必見!勇気を出す秘訣と放置するリスク
自由診療で治療する
歯の治療には、保険治療と自由診療があるとお伝えしました。
保険治療にはレセプト単価があるので、治療期間が長引きやすいです。
一方で自由診療では、保険治療で複数回に分けて行うようなものを、1回にまとめることも可能です。
よってボロボロな歯の治療期間を少しでも短くしたいのであれば、保険治療よりも自由診療の方がおすすめです。
しかし自由診療の方が治療費は高いので、そこはお財布と相談する必要があります。
デンタルローンを使うなどして、治療費を抑える方法もあります。
関連記事:歯がボロボロだと治療費はいくらに?お金がない場合の対処法も紹介
関連記事:歯がボロボロでも保険治療はできる!具体的な選択肢や費用、お金がない場合の対処法を紹介
短期集中治療を提供する歯医者に行く
歯医者のなかには、短期集中治療を行っているところがあります。
短期集中治療を行っている歯医者では、通常の自由診療よりも短期間での治療が可能です。
記事前半にて、ボロボロな歯の場合、治療期間は3ヶ月〜1年ほどかかるとお伝えしました。これは、当院が提供する短期集中治療における治療期間です。
短期集中治療を行っていない歯医者で治療をする場合、期間はさらに長くなります。
忙しくて何度も歯医者に通えない方、結婚式などのイベントまでに治療を終わらせたい方には、短期集中治療を提供する歯医者がおすすめです。
短期間で「歯がボロボロ」を治したいならトラストデンタルクリニックがおすすめ
トラストデンタルクリニックは、東京都港区浜松町の歯科医院です。
「歯がボロボロ」で悩む方への治療を得意としています。
▲当院での治療例
当院では、急に治療を始めることはありません。治療方法・治療期間・治療費・治療の痛みなどについて説明をして、ご納得いただいた上で治療を行います。
また当院では短期集中治療を行っているので、治療期間をできるだけ短くしたい方におすすめです。
寝ている間に治療ができる「静脈内鎮静法」の選択肢もご用意しています。よって短期間かつ恐怖もない、ストレスフリーでの治療が可能です。
さらに当院では患者様のご要望に合わせて、最適な治療方法や費用をご提案させていただきます。デンタルローンもございます。
首都圏で「歯がボロボロ」とお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。
まとめ
本記事では、歯がボロボロだと治療期間が長くなる3つの理由や、治療期間をできるだけ短くする3つの方法について解説しました。
初期の虫歯と重度の虫歯を比べると、後者の方が治療に時間がかかります。歯がボロボロということは、虫歯が複数本あると想定されるため、治療期間がさらに長引くでしょう。
しかし本記事でお伝えしたように、治療期間をできるだけ短くすることは可能です。
本当に治療期間を短くしたい方におすすめの選択肢は、短期集中治療です。まずは短期集中治療を行っている歯医者を探してみましょう。
なかなか一歩踏み出せず、何年も歯医者に行けずに悩んでいる方も多くいらっしゃるでしょう。歯の治療について調べている今の勢いに任せて、ぜひ一歩踏み出してみてください。
首都圏で「ボロボロの歯」の治療に特化した歯医者をお探しの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。短期集中治療も行っています。