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歯がボロボロでも保険治療はできる!具体的な選択肢や費用、お金がない場合の対処法を紹介

歯がボロボロ

歯がボロボロでも保険治療はできる!具体的な選択肢や費用、お金がない場合の対処法を紹介

歯がボロボロでも、保険治療はできます。

保険治療を選択すれば、自由診療と比べて10倍以上治療費を抑えられます。銀歯ではなく、白色の素材の選択も可能です。

しかし保険治療は、審美性や耐久性で自由診療に劣ります。

今回は、歯がボロボロでもできる保険治療の選択肢とかかる費用、保険治療と自由診療の違いについてまとめました。

歯医者の目線から、本音で解説をします。

記事を最後までチェックすれば歯がボロボロな状態で受けられる保険治療の全体像や、保険治療と自由診療、どちらが向いているのかが明確になります。

「歯がボロボロだと保険治療はできない」は間違い

「歯がボロボロになると保険が使えず治療費が高額になる」といったイメージをお持ちの方も多いでしょう。

たしかに歯がボロボロになればなるほど、治療費がかかります。しかし「歯がボロボロだと保険治療はできない」は間違いです。

歯がどれだけ損傷していても、保険治療は受けられます。例えば歯が1本も残っていなかったとしても、保険適用で入れ歯を作れます。

もちろん銀歯やブリッジも保険適用が可能です。

しかし保険治療は自由診療と比べて、治療期間が長引くというデメリットがあります。また詳しくは後述しますが、審美性や耐久性といった面で、自由診療に劣ります。

関連記事:歯がボロボロな方の治療期間は3ヶ月〜1年!長くなる理由や早く終わらせる方法を紹介

歯がボロボロでもできる保険治療の選択肢とかかる費用

歯がボロボロでもできる主な保険治療の選択肢は、以下のとおりです。

  • 被せ物
  • ブリッジ
  • 入れ歯
  • インプラント

それぞれ具体的な治療内容やかかる費用について、詳しく見てみましょう。

被せ物

被せ物は、虫歯や歯の割れを修復するために用いられます。

被せ物には、銀歯と白い被せ物の2つの選択肢があります。かかる費用は以下のとおりです。

  • 銀歯:10,000円程度
  • 白い被せ物:15,000円程度

最近では、銀歯は審美性に欠けるという理由で、白い被せ物を選択する方が増えています。たしかに見栄えは良いのですが、強度が弱く欠けやすいのが欠点です。

欠けた部分を放置してしまい、そこから虫歯が悪化するなんてことになりかねません。

なお自由診療でセラミックの被せ物を作成する場合、80,000〜180,000円の治療費がかかります。

保険治療と自由診療では、かかる費用に10倍近い違いがあります。

ブリッジ

ブリッジとは、両隣の歯を支えとして、欠損した歯を補うための治療法です。「橋」のように歯を補うことからブリッジと言います。

ブリッジは、入れ歯のように着脱する必要がありません。よって両隣に丈夫な歯が残っている場合は、入れ歯よりもブリッジを希望する方が多いです。

ブリッジを保険治療で行う際にかかる費用は、30,000〜45,000円です。

しかし保険治療のブリッジでは、歯の位置によって使える素材に制限があります。犬歯より奥の歯には、銀歯しか使えません。前歯には、白い素材の使用が可能です。

一方自由診療の場合、歯の位置にかかわらず、白い素材を使えます。被せ物と同じように、耐久性でも自由診療の方が優れています。

治療費は240,000〜540,000円と、保険治療の約10倍です。

入れ歯

入れ歯もブリッジと同じように、欠損した歯を補うために用いられます。ブリッジと異なるのは、両隣の歯を必要としない点です。また入れ歯は着脱が可能です。

入れ歯には、総入れ歯と部分入れ歯があります。保険適用の入れ歯にかかる治療費は、以下のとおりです。

  • 総入れ歯:30,000円程度
  • 部分入れ歯:20,000円程度

続いて自由診療の入れ歯にかかる治療費は、以下のとおりです。

  • 総入れ歯:300,000〜700,000円
  • 部分入れ歯:100,000〜400,000円

保険治療と自由診療には、強度・装着時の違和感・食感の違和感などの点で違いがあります。

50代ごろから、入れ歯をする人の割合は増え始めます。以下に入れ歯をしている人の割合を、年齢別にまとめました。

 

部分入れ歯

総入れ歯

45〜54歳

約5%

ほとんど0%

55〜64歳

約15%

約3%

65〜74歳

約35%

約12%

関連記事:50代で歯がボロボロ・入れ歯の人の割合は?放置すると恥ずかしいのか、具体的な治療法を紹介

関連記事:60代で歯がボロボロの人の割合は?抜ける原因や歯の治療法を紹介

インプラント

インプラントは、あごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。

インプラントは、他3つの治療法と異なり、原則として保険治療ができません。保険治療ができるのは、事故や生まれつきあごの骨を1/3以上失っている場合だけです。

インプラントの自由診療での治療費は、1本あたり400,000〜700,000円です。

審美性・耐久性ともにあらゆる治療法のなかでベストな選択肢ですが、その分費用がかかります。

ボロボロの歯を治療する際にかかる費用については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:歯がボロボロだと治療費はいくらに?お金がない場合の対処法も紹介

歯がボロボロでもできる保険治療と自由診療の違い

歯の治療には、保険治療と自由診療があります。両者の違いは、大きく以下の2つです。

  • 審美性
  • 耐久性

1つずつ詳しく解説します。

審美性

保険治療では、歯の機能回復を重視しており、見た目に関しては一定の制約があります。

例えば、保険治療の銀歯は最も安価な被せ物ですが、口を開くと目立ちます。

一方、自由診療のセラミックは白色で、よく見ても被せ物をしていることすら分かりません。

またブリッジでは保険治療の場合、犬歯より奥の歯は銀歯になります。一方で自由診療の場合、奥の歯も白のセラミックにできます。

自由診療でインプラントの治療をすれば、歯がボロボロの状態から、芸能人のように綺麗な歯を手に入れることも不可能ではありません。

保険治療でも虫歯の治療はできます。しかし、自由診療と比べて審美性に劣ります。

「虫歯はなくなったけど銀歯まみれで恥ずかしくて口を開けられない」というケースもあるでしょう。

耐久性

保険治療で使用される素材は、耐久性よりもコスト面での利便性が重視されています。

例えばレジンを使えば、保険治療でありながら銀ではなく白い歯を手に入れることが可能です。

しかしレジンは耐久性が低く、長期間使用したり固いものを食べたりすると割れたり削れたりするリスクがあります。

「アイスやプロテインバーのような固いものを食べている最中に割れた」といった例もあります。

一方、自由診療で使用されるセラミックやジルコニアは、保険治療の素材と比べて耐久性が高いです。

もし治療した箇所が割れたり欠けたりして、そこを放置してしまうと、虫歯が再発&悪化しかねません。

また固いものを食べる際、常に「割れないかな」と心配するのも面倒です。

歯がボロボロだけどお金がない場合の対処法

歯がボロボロだけどお金がないと悩む方におすすめの選択肢は「できるだけ早く保険治療を受けること」です。

歯医者に行くのが遅れれば遅れるほど、症状が悪化してかかる治療費が増えます。保険治療と自由診療では治療費に大きな差があるのは、本記事で解説したとおりです。

しかし、できれば審美性や耐久性に優れる自由診療を受けたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

そういった方には、デンタルローンの選択肢がおすすめです。デンタルローンは金利年2.5〜8.8%と、キャッシングやカードローンと比べてもお得です。

自由診療では、歯医者が治療費を自由に設定できます。まずは気になる歯医者に行って、どんな治療が必要でどのくらいの治療費がかかるのかを聞いてみましょう。

歯がボロボロだけど恥ずかしくて歯医者に行けない場合の対処法

「口の中をまじまじと見られるのが恥ずかしい」「家族や知人に頑張って歯医者に行っていると思われたくない」といった理由から、なかなか歯医者に行けない方もいらっしゃるでしょう。

たしかに歯がボロボロだと、日常生活で大きく口を開けた際などに、周りの人から「うわっ」と思われます。

しかし歯医者、特にボロボロの歯の治療に特化した歯医者は、そのようなことは思いません。ボロボロの歯を見慣れているからです。

よって「口の中をまじまじと見られるのが恥ずかしい」といった心配は不要です。

また家族や知人は、直接言わないだけで「早く歯医者に行ってなんとかしてほしい」と思っています。

よって「家族や知人に頑張って歯医者に行っていると思われたくない」といった心配も不要です。

関連記事:歯がボロボロで歯医者に行くのが恥ずかしい人必見!勇気を出す秘訣と放置するリスク

「歯がボロボロ」な方の保険治療にはトラストデンタルクリニックがおすすめ

「歯がボロボロ」な方の保険治療にはトラストデンタルクリニックがおすすめ

トラストデンタルクリニックは、東京都港区浜松町の歯科医院です。

「歯がボロボロ」で悩む方への治療を得意としています。

「歯がボロボロ」な方の保険治療にはトラストデンタルクリニックがおすすめ

▲当院での治療例

当院では、急に治療を始めることはありません。治療方法・治療期間・治療費・治療の痛みなどについて説明をして、ご納得いただいた上で治療を行います。

「保険治療を中心になるべく費用を抑えたい」「自費治療で構わないからとにかく治療回数を減らしたい」のような患者様のご要望に合わせて、最適な治療方法や費用をご提案させていただきます。デンタルローンもございます。

首都圏で「歯がボロボロ」とお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。

>>当院の歯科治療について詳しく見てみる

まとめ

本記事では、歯がボロボロでもできる保険治療の選択肢とかかる費用、保険治療と自由診療の違いについて解説しました。

歯がボロボロでも保険治療はできます。しかし自由診療と比べると、審美性や耐久性に劣ります。

歯がボロボロになってしまっている方は、保険治療・自由診療を問わず、できるだけ早く歯医者に行くことが大切です。

首都圏で「ボロボロの歯」の治療に特化した歯医者をお探しの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。

>>当院の歯科治療について詳しく見てみる