インプラントは分割払い可能!医療費控除になる!審査なしの選択肢も紹介
インプラントは、分割払いが可能です。金利がかかるものの、月に数千円や数万円で治療を受けられます。
「インプラント治療を受けたいが費用面で一歩踏み出せない」「だから分割払いを検討している」という方もいらっしゃるでしょう。
今回は、インプラントの治療費を分割払いする3つの選択肢や審査なしで分割払いする方法、分割払い時の医療費控除などについてまとめました。
インプラント治療を得意とする歯科医の目線から、忖度なしの本音で解説をします。
記事を最後までチェックすれば、インプラントの分割払いに関する知識がひと通り手に入ります。
インプラントの治療費を分割払いする3つの選択肢
インプラントの治療費を分割で支払う方法は、以下の3つです。
- クレジットカード払い
- デンタルローン
- 院内分割
それぞれ詳しく見てみましょう。
クレジットカード払い
大半の歯科医院では、クレジットカードを使用できます。
通常の治療ではクレジットカードが使えない歯科医院でも、インプラントなどの高額治療では使用できるようになるケースが珍しくありません。
クレジットカードを使用する際「お支払い回数はどうされますか?」と聞かれます。その際1回ではなく、5回や10回のように答えると、分割払いが可能です。
分割回数の上限はカード会社によって異なります。24〜36回までとするケースが多いです。またクレジットカードには、リボ払いの選択肢もあります。
しかし分割払いもリボ払いも、年15%程度の金利がかかる点に注意しなければなりません。
クレジットカード払いは、審査や手続きが必要なく最も手軽な選択肢です。しかし金銭面からはおすすめできません。
デンタルローン
デンタルローンは、歯科治療専用のローンです。クレジットカードよりも長期かつ低金利で分割払いができます。
デンタルローンの金利は、年2.5〜8.8%と、クレジットカードによる分割払いやリボ払いの半分以下になるケースも珍しくありません。
しかし金利が低い分、申し込みには審査が必要です。審査では収入や信用情報、返済能力などが確認されます。
厳しい審査ではないため、それほど心配をする必要はないでしょう。
一般的には、治療開始前に歯科医院から、デンタルローンに関する説明があります。しかしすべての歯科医院でデンタルローンを選択できるわけではありません。
歯科医院側から話がないときは、患者様側から尋ねてみるしかありません。
デンタルローンは、クレジットカード払いよりもおすすめできる選択肢です。
院内分割
院内分割とは、カード会社などを挟まず、歯科医院と患者様で分割払いの契約を結ぶ支払い方法です。
院内分割では、クレジットカード払いやデンタルローンのように金利がかかりません。そのため分割払いにしても、支払い総額は増えません。
しかし、院内分割を採用している歯科医院は稀です。さらに条件は歯科医院ごとに異なります。
また、支払い状況に応じて治療も進行していくという形が一般的です。
そのため、クレジットカード払いやデンタルローンのように、治療費を完全に後払いにできるわけではありません。
院内分割を希望するあまり、自分にあった歯科医院で治療を受けられないのは本末転倒です。
あくまでも「選んだ歯科医院が院内分割に対応していたら利用を検討しよう」くらいの感覚でいることが大切です。
インプラント治療を審査なしで分割払いするならクレジットカードか院内分割
「インプラント治療を受けたいけれど審査に通るか不安」という方もいらっしゃるでしょう。
デンタルローンには、簡単ですが審査があります。そのため審査なしでの分割払いには、クレジットカードか院内分割しかありません。
しかし前述のとおり、院内分割を行っている歯科医院は稀です。そのため一般的には、審査なしを希望するのであればクレジットカード払いを選択することとなります。
クレジットカードは、発行時に与信審査が行われています。そのため歯科医院側での追加審査は不要です。
インプラントは分割払いでも医療費控除の対象になる
インプラント治療には、先天的な疾患がある場合など限定的なケースを除いて、保険の適用がありません。
他の選択肢と比べて高額な治療法でありながら、自由診療が原則となっています。1本あたり40〜70万円の治療費を支払わなければなりません。
しかし、インプラントの治療費は医療費控除の対象になります。これは分割払いをする場合でも同じです。
医療費控除とは?:
1年間に支払った医療費が基準額を超えるとき、超過分の医療費が課税所得から控除され税金の一部が還付される制度。
関連記事:インプラントが保険適用になったのはいつから?条件が厳しすぎるって本当?将来についても解説
インプラント治療にかかる費用を抑える方法
そもそもインプラントにかかる治療費を抑えられれば、分割払いをせずに済むかもしれません。
インプラントにかかる治療費を抑える具体的な方法は、以下の3つです。
- できるだけ早く治療を受ける
- 費用のかからない治療法を選択する
- ブリッジとの併用
1つずつ詳しく解説します。
できるだけ早く治療を受ける
虫歯は以下の順序で進行します。
- C0:初期の虫歯
- C1:エナメル質の虫歯
- C2:象牙質の虫歯
- C3:神経まで達した虫歯
- C4:歯根まで達した虫歯
インプラントは、虫歯が歯根まで達した場合の治療法です。
虫歯が神経までしか達していなければ、治療費はセラミックの被せ物(24〜54万円)で済みます。
虫歯を放置して症状が進行するほど、インプラントしか選択肢のない歯が増え、治療費がかさみます。
4本までなら分割払いをせずに支払える方でも、10本となると難しいかもしれません。そのため、できるだけ早く治療を受けましょう。
インプラント治療を受ける際には、他の歯の検査も実施します。その際に虫歯が見つかれば、併せて治療ができます。
逆説的ではありますが、インプラントにかかる治療費を抑えるには、そもそもインプラントが必要になるまで虫歯を進行させないことが大切です。
関連記事:歯がボロボロになる原因は4つ!対処法や早めに治療すべき理由を紹介
費用のかからない治療法を選択する
インプラントでは、1本あたり40〜70万円の治療費がかかります。使用する素材や追加で行う治療・麻酔によって、治療費は変動します。
例えば、ジルコニアという金属を一切含まない素材を使用すると、費用はかさむでしょう。
また、顎骨の密度が低く骨造成手術が必要な場合や、局所麻酔だけでは怖く表面麻酔や静脈内鎮静法を追加する場合も同様です。
1本40万円と70万円では大きな違いがあります。
顎骨の密度については、自力ではどうしようもありません。しかし、使用する素材や麻酔については、できるだけ費用のかからないものを選ぶのがおすすめです。
関連記事:金属アレルギーでもインプラント治療は可能! 追加でかかる費用や保険適用について解説
関連記事:インプラントの麻酔方法・種類は2つ!静脈内鎮静法・局所麻酔の特徴や費用を紹介
ブリッジとの併用
虫歯が歯根まで達した際に選択できる治療法は、以下の3つです。
- インプラント
- ブリッジ
- 入れ歯
そしてインプラントは、上記のなかで最も費用がかかる治療法です。最も費用がかからないのは入れ歯ですが、着脱が必要などの理由からおすすめできません。
インプラントの治療費を抑えたいのであれば、ブリッジとの併用の選択肢がおすすめです。
例えば、前歯を4本治療する場合、2本をインプラントにして2本をブリッジにするといった形です。そうすれば治療費を抑えられます。
インプラントとブリッジの併用について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:インプラントとブリッジはどっちがいい?費用の違いや併用の選択肢について解説
分割払いや費用を抑えた治療ならトラストデンタルクリニックにお任せ
トラストデンタルクリニックは、東京都港区浜松町の歯科医院です。当院では、インプラント治療に関するさまざまな選択肢を用意しています。
当院では、急に治療を始めることはありません。治療方法・治療期間・治療費・治療の痛みなどについて説明をして、ご納得いただいたうえで治療を行います。
デンタルローンのご案内も可能です。
▼当院における前歯4本の治療事例(インプラント2本・ブリッジ2本、治療期間6ヶ月、治療費132万円)

Before

After
当院の強みは、サージカルガイドを使用した、メスを使わない低侵襲インプラント治療です。
低侵襲インプラント治療によって術後の痛み・腫れは軽減されます。手術時間も短縮され、20分で終わるケースも珍しくありません。
首都圏でインプラント治療についてお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。
まとめ
インプラントの治療費を分割払いする3つの選択肢や審査なしで分割払いする方法、分割払い時の医療費控除などについて解説しました。
インプラントの治療費を分割払いしたい場合には、デンタルローンがおすすめです。クレジットカードによる分割払いやリボ払いよりも低い金利でローンを利用できます。
治療の相談をする際に、デンタルローンについても尋ねてみましょう。
首都圏でインプラント治療についてお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。