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インプラント治療のメリット5つとデメリット6つを徹底解説【後悔したくない方必見】

インプラント

インプラント治療のメリット5つとデメリット6つを徹底解説【後悔したくない方必見】

インプラント治療の主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

デメリット

圧倒的な審美性

最も高価な治療法の1つ

耐久力が高い

自由診療が原則

着脱が不要

外科手術が必要

健康な歯を削る必要がない

治療期間が長い

自分の歯で噛むのに近い感覚が得られる

老後に除去できない可能性がある

-

治療後もメンテナンスが必要

治療を検討するにあたって「良い面と悪い面の両方を知っておきたい」とお考えの方も多いでしょう。

今回は、インプラント治療のメリット5つとデメリット6つについてまとめました。

インプラント治療を得意とする歯科医の目線から、忖度なしの本音で解説をします。

記事を最後までチェックすれば、良い面と悪い面の両方を知った上で、インプラント治療を受けるべきか否かを判断できます。

インプラント治療のメリット5つ

まずインプラント治療の主なメリットは、以下の5つです。

  • 圧倒的な審美性
  • 耐久力が高い
  • 着脱が不要
  • 健康な歯を削る必要がない
  • 自分の歯で噛むのに近い感覚が得られる

それぞれ詳しく見てみましょう。

圧倒的な審美性

インプラント治療最大のメリットは、圧倒的な審美性です。

虫歯が歯根まで達した際の治療法は、以下の3つです。

  • インプラント
  • 入れ歯
  • ブリッジ

そしてインプラントではこれら3つのなかで唯一、人工歯根を埋入します。他2つの治療法では歯根を埋入しません。歯茎の上に人工歯を被せるようなイメージです。

そのためインプラントでは、歯が天然歯と同じで歯茎から生えているように見えます。

天然歯とほとんど見分けがつかないような、綺麗な歯を手に入れられます。

特に目立つ前歯などでは、入れ歯やブリッジよりもインプラントの方がおすすめです。

関連記事:前歯のインプラントにかかる値段は1本40〜70万円!10年後も後悔しない治療法を紹介

耐久力が高い

インプラントは入れ歯やブリッジと比較して、耐久力が高い治療法です。適切なケアとメンテナンスを行えば、10年、20年と長持ちします。

人工歯に使用するセラミックは頑丈なので、硬いものを食べる際の心配なども不要です。

万が一短期間で不具合が生じた場合には、保証が受けられるケースもあります。

一方、入れ歯の寿命は4〜5年ほど、ブリッジの寿命は7〜8年ほどです。

インプラントは、入れ歯やブリッジよりも費用のかかる治療法です(詳しくはデメリットで解説)。しかし、再治療の手間を考えると「割高感」もある程度は抑えられます。

関連記事:インプラントの保証期間は平均1〜10年!引っ越しや通院拒否で保証を受けられないって本当?

着脱が不要

インプラントは、人工歯根・人工歯・そしてこれら2つを結ぶアバットメントで構成されています。

人工歯がアバットメントを介して人工歯根にしっかり固定されており、着脱の必要はありません。

一方、入れ歯は毎日の着脱が必要です。毎日寝る前などに入れ歯を外して、洗浄しなければなりません。

「入れ歯を外した状態を人に見られたくない」とコンプレックスを感じる方もいらっしゃるでしょう。

また、食事中や会話中に入れ歯が外れて、恥ずかしい思いをするリスクもあります。

せっかく入れ歯を作っても、人前で口を大きく開けて笑えなかったり、食べたいものを自由に食べられなかったりするかもしれません。

インプラントはそもそも着脱が不要なので、こういった心配は不要です。

健康な歯を削る必要がない

インプラント治療では、歯根まで達した虫歯を抜歯して、そこに人工歯根を埋入する形で治療を進めます。

そのため、健康な歯を削る必要がありません。削るのは虫歯だけです。

インプラントとよく比較される治療法がブリッジです。ブリッジもインプラントと同様、入れ歯のような着脱は必要ありません。

しかし、ブリッジでは両隣の歯を支えとして人工歯を装着します。まさに歯と歯の間にブリッジ(橋)をかけるようなイメージです。

そのため両隣の歯が健康でなければブリッジは選択できません。また健康な両隣の歯を削る必要があります。

ブリッジは、インプラントより低価格な治療法です。ですが、削った歯の寿命は縮んでしまいます。

インプラントとブリッジの比較については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:インプラントとブリッジはどっちがいい?費用の違いや併用の選択肢について解説

自分の歯で噛むのに近い感覚が得られる

インプラントでは、人工歯根に人工歯を装着します。人工歯根は顎骨に直接固定されているため、天然歯に近い噛み心地が得られます。

入れ歯やブリッジと比較して、噛む力の伝達がダイレクトで、硬いものでもしっかりと噛めるでしょう。

例えば入れ歯は、義歯が歯茎の上に乗っているだけなので、力が分散されて噛む力が落ちます。

食べ物をしっかりと噛む感覚は、脳への刺激にもつながり、認知症予防の効果が期待できるでしょう。

また顎骨への刺激が、顎骨の痩せを防ぎます。入れ歯をしているご高齢の方の口周りがシワシワになっているのを見たことがある方も多いでしょう。

インプラントでは顎骨の痩せを防げるため、口周りがシワシワになりにくいです。

見た目のみならず機能面や健康面でも、インプラントはおすすめの選択肢です。

インプラント治療のデメリット6つ

続いてインプラント治療の主なデメリットは、以下の6つです。

  • 最も高価な治療法の1つ
  • 自由診療が原則
  • 外科手術が必要
  • 治療期間が長い
  • 老後に除去できない可能性がある
  • 治療後もメンテナンスが必要

1つずつ詳しく解説します。

最も高価な治療法の1つ

インプラントは、入れ歯やブリッジと比較して、最も高価な治療法です。1本あたり40〜70万円の費用がかかります。

本数によっては500万円以上の費用がかかるケースもあるでしょう。

各治療法にかかる治療費の目安を、表にまとめました。

 

保険適用

自由診療

インプラント

原則なし

400,000〜700,000円

入れ歯

総入れ歯:30,000円程度

部分入れ歯:20,000円程度

総入れ歯:300,000〜700,000円

部分入れ歯:100,000〜400,000円

ブリッジ

30,000〜45,000円

240,000〜540,000円

費用を理由に、インプラント治療へと踏み切れない方も少なくありません。

関連記事:インプラント費用は1本40〜70万円! 前歯と奥歯の違いや費用を抑える5つの方法を紹介
関連記事:歯を全部インプラント(オールオン4)にする際の費用は480〜960万円!デメリットも本音で解説

自由診療が原則

歯科治療には、保険適用と自由診療があります。

保険治療の場合、自己負担は3割で済みます。例えば前述のとおり、入れ歯の場合は2〜3万円、ブリッジの場合は3〜4.5万円で治療が可能です。

保険適用では、審美性や耐久性が自由診療に劣る代わりに、安価に治療を受けられます。

しかしインプラントは、先天的な疾患がある場合などを除いて、保険の適用はありません。自由診療が原則です。

入れ歯やブリッジのような「保険適用と自由診療どちらにするか」の選択肢がそもそも存在しません。

関連記事:インプラントが保険適用になったのはいつから?条件が厳しすぎるって本当?将来についても解説

外科手術が必要

インプラントでは抜歯時と人工歯根の埋入時、合計2回の外科手術が必要です。

入れ歯でもブリッジでも抜歯の必要はありますが、人工歯根を埋入するために外科手術が必要なのは、インプラントだけです。

そのため他の選択肢と比べて、治療への恐怖は増すでしょう。

しかし、抜歯即時埋入といって抜歯と人工歯根の埋入を同日に行う治療法も存在します。

また外科手術中は局所麻酔をしているため、痛みは一切感じません。それでも不安な方は、表面麻酔や静脈内鎮静法などの追加も可能です。

関連記事:インプラントの抜歯即時埋入とは?メリット・デメリットや費用について解説
関連記事:インプラントは痛いですか?術中・術後・数年後に分けて歯科医が忖度なしで解説
関連記事:インプラントの麻酔方法・種類は2つ!静脈内鎮静法・局所麻酔の特徴や費用を紹介

治療期間が長い

インプラントは、入れ歯やブリッジと比較して、治療期間が長い選択肢です。インプラントの主な治療の流れは以下のとおりです。

  • 治療計画と精密検査(2日〜2週間)
  • 事前治療(治療期間は人それぞれ)
  • 人工歯根埋入(1日)
  • 人工歯根の定着期間(3〜6ヶ月)
  • 人工歯の装着(1日)

人工歯根の埋入から定着までに3〜6ヶ月の期間が必要です。そのため治療期間(待機期間)が長くなります。

なお定着期間には仮歯をつけるのでご安心ください。歯がない状態で過ごすわけではありません。

関連記事:インプラントの平均治療期間は7.5ヶ月!最短で3ヶ月!歯がない期間や食事について解説

老後に除去できない可能性がある

インプラントの装着には外科手術が必要であるとお伝えしました。そしてインプラントを除去する際にも同様に、外科手術が必要です。

高齢になるほど、糖尿病や高血圧など、手術時の細菌感染や傷の治りの遅さなどのリスクが高まります。

そのため、インプラントを除去できない可能性があります。

もしインプラントを除去して入れ歯に変更したい場合には、早めの治療が必要です。

関連記事:インプラントにした人の老後が悲惨と言われる5つの理由!メリットや年代別割合も解説
関連記事:インプラントに年齢制限はないが適正は20〜80歳!割合や年齢よりも大事な基準を紹介

治療後もメンテナンスが必要

インプラント治療を受ければ、綺麗で頑丈な歯を手に入れられます。しかし、その後のメンテナンスが不要になるわけではありません。

「綺麗な歯を手に入れたから」とメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎になったり、他の歯が虫歯になったりするリスクがあります。

インプラント治療後も、日々の口腔ケアは欠かせません。具体的には丁寧な歯磨きや、間食後のうがいなどが有効です。

また歯科医院での定期検診も欠かせません。

歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていないと、保証の対象外になるケースが大半なので要注意です。

関連記事:インプラントの保証期間は平均1〜10年!引っ越しや通院拒否で保証を受けられないって本当?

後悔しないインプラント治療ならトラストデンタルクリニックにおまかせ

後悔しないインプラント治療ならトラストデンタルクリニックにおまかせ

トラストデンタルクリニックは、東京都港区浜松町の歯科医院です。当院では、インプラント治療に関するさまざまな選択肢を用意しています。

当院では、急に治療を始めることはありません。治療方法・治療期間・治療費・治療の痛みなどについて説明をして、ご納得いただいたうえで治療を行います。

当院における前歯4本の治療事例(インプラント2本・ブリッジ2本、治療期間6ヶ月、治療費132万円)

後悔しないインプラント治療ならトラストデンタルクリニックにおまかせ

Before

後悔しないインプラント治療ならトラストデンタルクリニックにおまかせ

After

当院の強みは、サージカルガイドを使用した、メスを使わない低侵襲インプラント治療です。

低侵襲インプラント治療によって術後の痛み・腫れは軽減されます。手術時間も短縮され、20分で終わるケースも珍しくありません。

首都圏でインプラント治療についてお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。

>>当院のインプラント治療について詳しく見てみる

まとめ

インプラント治療のメリット5つとデメリット6つについて解説しました。

メリット

デメリット

圧倒的な審美性

最も高価な治療法の1つ

耐久力が高い

自由診療が原則

着脱が不要

外科手術が必要

健康な歯を削る必要がない

治療期間が長い

自分の歯で噛むのに近い感覚が得られる

老後に除去できない可能性がある

-

治療後もメンテナンスが必要

インプラント治療には、メリットもデメリットもあります。

しかしデメリットの多くは、何らかの方法で対策可能です。例えば費用については、デンタルローンの活用やブリッジとの併用などの選択肢があります。

外科手術がどうしても不安な方は、静脈内鎮静法を選択するのも良いでしょう。

首都圏でインプラント治療についてお悩みの方は、ぜひトラストデンタルクリニックへご相談ください。

>>当院のインプラント治療について詳しく見てみる